音楽を選ぶように、香りを選ぶ。

Author:MY ONLY FRAGRANCE

目次

ゆうなみさんと紡ぐ、成田から始まる新しい物語

千葉県を拠点に活動するシンガーソングライター・ゆうなみさんとMY ONLY FRAGRANCE成田空港店がコラボレーション。店舗オープン2周年を記念して誕生した限定フレグランスは、ゆうなみさんの楽曲「世界への扉」の世界観から生まれました。音楽と香り、それぞれの表現を通して届けたい想いについて、お話を伺いました。

写真左:シンガーソングライター ゆうなみさん 右:MY ONLY FRAGRANCE 成田空港店 店長 三原大空

ゆうなみ

シンガーソングライター|京都生まれ、千葉県佐倉市出身。自然・食・地域に宿るストーリーを音楽で届ける。MY ONLY FRAGRANCE 成田空港店2周年コラボレーションアーティスト。

「世界への扉」から生まれた、成田の香り

今回MY ONLY FRAGRANCEとのコラボレーションで生まれた限定フレグランスは、ゆうなみさんの楽曲「世界への扉」の世界観をベースに作られました。曲の歌詞やイメージに合わせて香料を選び、フレグランスアドバイザーのサポートを受けながら、ゆうなみさん自身が一つひとつ選び抜いた香りです。

数種類の香料と向き合いながら選んでいく中で、ゆうなみさんはあることに気づいたといいます。

「私が作る曲と選ぶ香り、自分の感性を信じて進めていく作業はとても似ていると思いました。楽曲「世界への扉」のテーマ、成田空港やその周辺地域へのイメージを、そのまま香りでも表現することができたと思います」

成田空港の特徴である豊かな緑、空へ向かう飛行機が起こす力強い風、そして未来への希望——そのイメージを香りで表現するため、爽やかさと奥行きを持つ香料を組み合わせました。さらに、和素材として緑茶を加えたことで、日本らしい穏やかさと落ち着きを感じられる香りに仕上がりました。

「日本らしい素材を入れると、途端に安心するんですよね。日本に帰ってきた、という感じで。日本人らしい香りの取り入れ方を、プライベートでも活用していけたらと思っています」

完成した香りを纏ったとき、ゆうなみさんはその感覚に驚いたといいます。

「じわじわ気持ちが上がってきた感じがして。急に変わるのではなく、少しずつ気持ちが上がっていくところが、 すごく自分っぽいなと思いました。曲を聴いてふわっと上がっていくのと、香りを嗅いで気持ちが前向きになるのって、どちらも似た感覚があるんですけど、香りの方がよりダイレクトに気持ちを動かしてくれる気がします。だから、人の背中を何気なく押せるような存在って、すごく可能性があると思いました。」

目の前の人を大切にすることが、音楽の原点

京都生まれ、千葉県佐倉市育ちのシンガーソングライター・ゆうなみさん。現在は千葉県を拠点に、地域の農家や職人、企業とのコラボレーションを重ねながら、「誰かが大切にしていることを音楽で届ける」スタイルで活動を続けています。

音楽を「人に届けたい」と思うようになった原点を伺うと、20代前半に母の介護をしていた時期のことでした。命の尊さ、そして生きることの意味——その頃から、背中をそっと押せるような音楽を作りたいという想いが芽生えたといいます。

「思春期から大人になるまで、『自分は何のために生きているんだろう』と感じる人はたくさんいると思うので、そういう方たちの背中を少し押せるような曲を作りたかったんです」

介護の日々の中で、ゆうなみさんはある大切な気づきを得ます。いつか偉大な何かにならなければと思い悩んでいた時期、目の前にいる母親のために全力を尽くせる自分自身の姿に、誰よりも驚いたのだといいます。

「遠い向こう側にある見えない自分になるよりも、今、目の前にあることをすごく大事に思えることこそが、幸せなんだと気づきました。それからずっと、その感覚を大切に活動してきました」

その後、シンガーソングライターとして活動するかたわら、6年間お菓子の会社で商品開発・広報・ウェブ制作・店頭接客など幅広い業務を経験。農家を直接取材し、その想いをお菓子に込める仕事を通じて、「誰かが大切にしていることを届ける」という現在の活動スタイルの礎が生まれました。5年半前に音楽活動へ本格復帰し、第二のシンガーソングライター人生をスタートさせています。

農家さんのトマトとの出会いが教えてくれたこと

農家への取材活動の中で、ゆうなみさんの価値観を大きく変えたエピソードがあります。あるトマト農家さんとの出会いです。

「最初、『うちなんか大したことやってないから』って言っていた農家さんが、話を聞いていくうちに、種を植えてから芽が出るまであっためて、出たらやっと畑にデビューさせる、って教えてくれて。まるで子育てみたいだと思いました。青い実が赤くなるまでの時間が長ければ長いほど、味が濃くなって美味しくなる、とも言われて」

その言葉は、ゆうなみさん自身の音楽人生とも重なりました。一時的に大きく売れることよりも、愛されながらゆっくり成長していく道を選びたい——農家さんのトマトから、そんな人生観を学んだのだといいます。

「普通の農家ですって言っている人たちに、そんなに素敵なエピソードがある。きっとみんなにもある。それを自分が取材して曲にして届けることで、言葉で押し付けるよりも、感性で受け止めてもらえる。香りと一緒で、受け取る自由度があっていいなと思って、活動しています」

現在は農家だけでなく、パン職人、コーヒー店、レストランなど食に携わる方々とのコラボレーションを続けています。また、自然の音を取り入れた環境音楽の制作も行い、地元の地方銀行・千葉興業銀行と千葉県の魅力を音楽で伝える「ちばの音なみ」プロジェクトに3年前から取り組まれています。さらに、地域への眼差しから、成田空港コラボレーションソングの第一弾「空と緑が結ばれる場所」も生まれました。

「ちばの音なみ」プロジェクト:https://note.com/yunamiearth/n/n27fb7d4eb4ea 

感性に届けるために、音を丁寧に整える

ゆうなみさんが音楽を届けるうえで最もこだわるのが「音質」です。専任の音響スタッフとともにカフェや地域の会場を回り、自らも音響を学んで現場に臨みます。

「私の声はエアリーな、ウィスパーボイスと呼んでいるのですが、音環境が悪いとその空気感が全部目詰まりしてしまって、つまらない声になってしまうんです。音楽って感性で受け取るものなので、その感性に届くためにはやっぱり音が大事で」

17年間の活動の中で積み重ねてきた実感——音質が良い時ほど、お客さんが感動してくれた。その経験が今も現場でのこだわりを支えています。また、ゆうなみさんが大切にするのは「日常に寄り添う音楽」であること。一時的に高揚させるのではなく、日々の生活をそっと下支えするような音楽を意識して作り続けています。

「一気に上がるものって、現実に戻った瞬間に落差がある。私が作りたいのは、本来のその人を引き出せるような、日常から寄り添う音楽なんです」

香りが教えてくれた、もうひとつの可能性

「何気なく背中を押せる存在」——ゆうなみさんがこの香りに感じた言葉は、MY ONLY FRAGRANCEが大切にしている「香りのある人生をつくる」という考えと深く重なります。自分を良く見せるためだけでなく、今日の自分を少し元気にするために香りをまとう。そんな日常の中の小さな豊かさを、ゆうなみさんの音楽も香りも、同じ場所から届けようとしています。

そして、成田空港店は、国内外から多くの人が行き交う場所でありながら、地域の方々にも日常的に親しまれてきました。オープン2周年を迎える今年は、その地域とのつながりを象徴する取り組みとして、千葉県を拠点に活動するゆうなみさんとのコラボレーションが実現しました。

2026年8月2日、MY ONLY FRAGRANCE 成田空港店のオープン2周年を迎えるこの日、ゆうなみさんが1日店長として来店されます。オーダーメイドフレグランスを体験されたお客様と一緒に香りを嗅ぎながら「フレグランスネーム」を考えるなどの特別な体験が生まれます。また、8月2日からはゆうなみさんの限定フレグランスの販売もスタートします。

音楽も香りも、正解は一つではありません。その日の気分や、その場所で出会う景色によって感じ方も変わります。成田空港店2周年を記念して生まれた、この夏だけの香りを、ぜひ店頭で体験してみてください。

ゆうなみさんコラボ 開催情報

1日店長イベント:2026年8月2日(日)10:00〜19:00 / MY ONLY FRAGRANCE 成田空港店

限定フレグランス販売:2026年8月2日〜8月31日(店頭のみ)

MY ONLY FRAGRANCE
MY ONLY FRAGRANCE
専属調香師

オーダーメイドフレグランス専門店「MY ONLY FRAGRANCE」専属調香師です。香水の基礎知識や選び方、保管方法といった実用的な情報に加えて店舗でのフレグランス体験やブランドの想いまで、香りをより身近に楽しむためのコンテンツを発信しています。

運営情報
オーダーメイドフレグランス専門店
MY ONLY FRAGRANCE
店舗一覧はこちら